2021-05-25 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
他方、令和二年度に実施した出版関係者へのアンケート及びヒアリング調査結果によりますと、組み版からのテキストデータの抽出については、複雑なレイアウトからの抽出、外字の変換、あるいは図表等の抽出など課題があることが明らかになったところでございます。
他方、令和二年度に実施した出版関係者へのアンケート及びヒアリング調査結果によりますと、組み版からのテキストデータの抽出については、複雑なレイアウトからの抽出、外字の変換、あるいは図表等の抽出など課題があることが明らかになったところでございます。
出版協が二〇一〇年に行った電子書籍会員アンケートによりますと、DTPで自社製作している社が六五%、最終組み版データを自社で所有している社が八五%となっております。中小零細出版社においては、電子出版の環境は基本的に整っていると言えます。 実は、電子出版をちゅうちょさせている理由は別のところにあります。
そういう従業員をどこに転換したかというと、コンピューターによる文字組み版機というものに全部転換したわけですね。それは全部企業内、それからメーカー等々とタイアップした企業内訓練でやったわけですよ。
○清水分科員 私が承知をしている限りで申し上げると、日本国内における組み版の数量というのは、B5版に換算をして年間約一千万ページと言われております。そのうち約百万ページ、約一〇%、これが韓国等へ発注をされている。その量を労働力に換算すると、組み版だけで毎月当たり約五百人の労働量に相当する。
○栗原政府委員 海外発注印刷物及び文字組み版の関係でございますけれども、これにつきましては、実態の把握が非常に困難でございます。
○三宅政府委員 御存じのとおり、印刷業につきましては、従来中小企業近代化促進法によりまして、印刷機の自動化あるいは近代化については相当の伸展を見たわけでございますが、一番人手を食います組み版の段階あるいは製本の段階というのには、今後労働需給の逼迫に対応いたしまして、非常に問題が出てくると予想されるわけであります。
そういう場合に私たちは編著者測としまして、これこれしかじかの理由でAの意見にしたいのだというようなことを再三申し上げても、それはまかりならぬというようなことは決しておっしゃりませんでしたけれども、事実上修正意見によって修正をしない限りは組み版許可というような、つまり展示会に見本を出す、そういう本づくりが実際問題としてできないわけでございます。
それから組み版をこしらえて紙型を作り、それに鉛を流し鉛版を作り、その鉛版でまた紙型が何枚もとれるわけです。組み賃が十万ならば非常に高い、五万ならなお高くなりますが、それが百万、二百万となれば組み賃などは何百円払っていようともページ当りほとんどゼロになるのです。従いまして資本主義の冷厳なる原則というものは、大量に作る者がもうけるのです。
見本に出す地図帳の組み版の認可をもらうために文部省に出した場合に、文部省の事務官が、この地図の中で、たとえば樺太の国境線がないが、これを入れるべきであるというようなこと、あるいは、瀋陽となっておるのをカッコして奉天と入れなさい、あるいは、長春ですか、あれをカッコして新京と入れなさい、さまざまなそういう口頭のサゼスチョンをやっておる、そういうことに対して憤激をせられた投書でございましたが、そういうような
印刷用紙のことから始まって、組み版、——これはアメリカ人が作ったのでありますが、輪伝機が一分間に何回転するかというところまではかって書き上げた原価計算の方式であります。これは後に至って矛盾が生じたのです。紙の統制がはずれたことによって、ここへ書き加える原価を構成する要素としての紙の値段が押えられなくなった。
○山田委員 今の御説明ではよく理解ができませんから、もう一ぺん伺いますが、組み版とか、あるいは原画とか、あるいは紙質とか、いろいろ扱い方によって違うと思いますから、一応今の教科書の例をとって話すのですが、今の理科の世界百万冊が採択されたとすれば、これが全体の経費としてはどれくらいの利潤があるものか、百万冊を限度として証人に御説明を願いたいと思います。